2021/09/25 14:23

現金 トラウマ 物々交換

昔 ずっと若い頃、油絵 目指してて のめり込んでた。それで 調子に乗り 個展やった。画廊のオーナーに 言われて お調子な 値段つけてた。お祝いといって 下宿の 娘さんが 一枚買ってくれた。ここまでは めでたし。なんか お金 貰うの そわそわしてたら なんと 娘さん一桁 間違ってた。勝ってくれて申し訳ないと かなりの額の お礼の品も買ってしまっていた。とてもとても 気まずい 思いを 今でも 引きずっている。知らない人には 売るのなんでもない。知人友人に現金貰うのは すくんでしまうのだ。
後年 陶芸で 個展やる時 ここに行き当たった。価値こだわった値段に設定したいし。悩んだ。絞り出したのが 気に入って いる高額の作品は 売らない。非売にする。もう一つが 物々交換交換だ。
これは うまくいったのか、家の中は 米券 桃券 ぶどう券 メバル券 レストランの食事券、
券 というのは 桃取れたとき メバル釣れた時 の予約券だ。
缶詰 乾麺 お菓子 海苔 などが 溢れた。地方経済誌に 載ったのは 作品ではなく 物々交換のことばかり、しばらくして 同業の 若者が相談あるとやってきた。中身は 沢山のものづくり作家の グループ が 物々交換 を凄く検討している。ついては その世話人に なってはくれまいか。うーん
うなった。まあ結論は 仕事の時間割いて そんなこと とても出来ず、断った。
それが きっかけで 色んな事 気づいた。若い 物作り作家だけでなく 職人 アーティスト 音楽家 アスリート 達は、他国は知らないが 日本では いかに 仕事にして 暮らすことが 難しいか。身近の陶芸家は 良いもの作ってたが お茶の先生 の契約なくなり 抹茶茶碗 売れなくなり、バイトばかりになってしまった。東京芸大卒でも 地方では 演奏だけでは 無理で 教師になるか、他の職業に付くか。知人の家に 亡くなられた 書の大家 の作品 沢山ある。知人曰く嫌そうに 欲しくないのに 買わされた。とのこと、地元の ボス が 安く買い上げ 周りに 半強制に 買わせたらしい、自分の気にいった作品が 嫌な人の手にある。私だったら悲しい。かなりいい作品作る人でも 弟子には 自分作品買ってもらうか 様々な 道具 おろしている。スポーツの世界でも メダル 取ったような 才能あるアスリートが 後年 惨めな生活しているのを きく。
話 横道それるが ララランドの主人公が クラブでピアノ弾くシーンがある。弾く前 、ピアノのうえの 透明の瓶に 自分のお金入れるのだ。呼び水という訳。収入の 1方法なのだが日本じゃ無理だろう。弾く方も お客も 抵抗強いのではないか。元々日本は 芸能の 発祥は 卑しいと昔称された 身分の 人の 生業だった歴史がある。河原者 門付け などなど。
反して 今の時代、様々な 才能を 獲得出来た 人たちは 総じて 裕福な 家庭出身だ。だから 余計 お恵みのような 形での 対価 は 受けにくい。払う方も 施ししてるようで。
なんとか 出来ないか。才能に対して 堂々として 十分生活出来る 対価を得る。払う方も 自分の生活を崩すことなく身短に才能に 触れ 対価を 払う。
そんなこと 考えてたら タイの宅鉢僧の ビデオ思い出した。
仏教の修行積み それを 民衆は 尊敬を込めて お米などを 施す。この施すには 卑下とかの
感情 みじんんもない。
こんなふうなことが 日本で 出来ないか。地方じゃ 才能評価する 人 限られ 生活出来ない。
でも今は ネットを通じて 日本中 世界中 とつながることが 出来る。宣伝から 一歩進めて
方法はないか。
その 入り口で ネット物々交換を 実践して 見ようと思う。失敗覚悟の 船出だけど
何か 動き出す きっかけになれば 嬉しい。
あまり 焼き物など 興味ない人も 見てくださると うれしい。
次は実際に 載せます。不安いっぱいの 宜しくお願い致します。