2022/02/21 16:34
素敵なレビュー と返事するには あまりに恐れ多いコメント頂き恐縮と同時に嬉しさがあふれてきます。
窯開き 十数年ですが それまで20年 たくさんの美術作品を 体で鑑賞してきました。私の鑑賞スタイルは
胸 肩一杯広げ まずすべての作品を一気に見て回ります。速足ぐらい。それから 気に入った作品に 深呼吸して対峙します。説明文とか 経歴とか 一切みません。腹から脳まででエネルギー受け止めて。例えば 難敵だったのは 京都楽美術館 同じような黒楽並んでうーん。結局初代長次郎 が 抜けてると。
こんなこと いうのは ある程度 目には自信もって作陶はじめ、そして それなりの自信作品選び出して 提示したにもかかわらず、全く理解して もらえない人が 数多くいるということに気づかされたからです。
しょうがないなと思って 過ごしていたのですが ショックだったのは 有名ハンドメイドサイトのスタッフに はじかれたこと、や 地方のギャラリーのオーナー やめたほうがいいといわれたこと。
前者のほうは おしゃれな雑貨基準だからかな と 理解出来ましたが 器ギャラリーの方はえーっていったかんじでした。。失礼なこというと 今まで展示してあった作品達 や 周りで見る器達が 物足らなくて作陶はじめ、そうしてそれを超える作品持ってきたつもりなので 驚き持ってみてくれるだろと勝手に思ってただけに。
実際の反応はこれ全部あんたが 作ったのか、とか 底の手触りが悪いとか。私が見てほしい釉薬色表情は 全く触れずじまい。ずっと後になってなんとなくわかったのは 陶芸の世界だけで 長く暮らした人の中には 従来の陶芸からはみだした、もしくは新しい 感覚理解できない人いるんだ。ということ。
利益度外視して始めた私と違い、それで生計立ててる人にとって理解できない物ははいらない。だったのでしょう。
特に田舎では仕方ないこと。
そんな中 こんな風に川西屋 受け止めていただいたのが 本当にうれしかったです。
一瞬で魅了してしまう作品生み出す。 ほんの少数だが 川西屋深く理解してくれる人 探す。
この二つが今後の目標です。長い旅ですが これからもお付き合いよろしくお願いします。